〒906-0008 沖縄県宮古島市平良荷川取318番地15
受付時間 | 10:00~17:00 ※土曜・日曜・祝日を除く |
---|
1食あたりの摂取目安
塩分 2g カリウム650㎎ リン300㎎
エネルギー287kcal、カリウム462mg、リン327mg、食塩3.5g
※1人前約4本分の栄養価
田楽(でんがく)は、串にさした豆腐やこんにゃくなどの食材を焼き、甘辛い味噌ダレをつけて食べる料理。「田楽(でんがく)」という名前の由来は、平安時代に豊作を祈る風習の「田楽舞い」が、豆腐を串に刺した形に似ていることから、そう呼ばれるようになったとされます。
八丁味噌を使い、すりつぶした木の芽を混ぜたり、上にまぶして食べると、どこか懐かしく感じる味わいです。また豊橋地方では、味噌田楽に、刻んだ大根の葉を混ぜ込んだ菜飯とセットで食べる「菜飯田楽」という名物がある。コクのある味噌ダレにさわやかな菜飯でお箸がとまりません。
豆腐には、「血のミネラル」と言われる「モリブデン」を多く含むので、鉄分からの造血作用が高まり、貧血に効果があるとされ積極的に取りたい食材ですね。しかし味噌ダレの塩分には注意ですよ。タレを調整しながら楽しみましょう。
エネルギー489kcal、カリウム425mg、リン374mg、食塩5.2g
※具材はねぎ、油揚げ、鶏肉の入った1人分の栄養価
愛知県ご当地グルメのナンバー1は?って聞かれたら、ほとんどの方が「味噌煮込みうどん」と答えるほど、知名度の高い名物料理です。八丁味噌仕立ての汁に、コシの強いうどんを入れてグツグツ煮こまれている光景は、見ているだけでテンションが上がります。八丁味噌は、徳川家康の居城であった岡崎城から八丁(約870m)離れたところにある八丁村(現・岡崎市八帖町)が発祥と云われています。主原料の大豆が、長期間の発酵・熟成がなされ、濃厚な味わいと色味、そしてうま味豊かな豆味噌に仕上がります。また八丁味噌は、たくさんの豊富な栄養素があり「天然のサプリメント」ともいえるほど栄養価が高く、その健康効果もあり三河の地において赤味噌文化が強く根づきました。そのため愛知県には、赤味噌を使った郷土料理が多数存在しています。
うどんは、「ほうとう」などと同じく、小麦粉と水のみで作られており、塩は使われていません。無塩の麺でも、しっかりと弾力があり、煮こんでも柔らかくなりにくい、さらには減塩もできる強い味方です。
しかし・・・。味噌には塩分が多く含まれていますね。ラーメンなどのように1杯で、一日分の塩分摂取量近くなってしまうので、麺や具材を楽しみ、ダシは味わう程度に調整しましょう。
エネルギー220kcal、カリウム215mg、リン38mg、食塩0.1g
※1人分2~3個分の栄養価
角切りしたサツマイモを、小麦粉、砂糖などを混ぜた生地に入れ、蒸して食べる和菓子の一種。角切りしたサツマイモがゴツゴツとし鬼のツノや金棒と似ていることから鬼まんじゅうと呼ばれるようになったと云われています。
戦時中や戦後は食糧不足が深刻で、比較的手軽に手に入るサツマイモを使ってまんじゅうにすることで、手に入りにくいお米の代用品として広まったとされます。芋がたっぷり入った鬼まんじゅうは腹持ちが良いため、当時は主食となる強い味方だったのかもしれませんね。
鬼まんじゅうは、エネルギー補給源となる体力をつけたいときなどに重宝しそうです。しかし、間食などでたくさん食べるとカリウムの取りすぎになってしまうかもしれませんので、1個か2個にとどめましょう。
エネルギー600kcal、カリウム471mg、リン371mg、食塩3.5g
※約1人前の栄養価
ひつまぶしは、おひつに入ったごはんに、細かく刻んだウナギの蒲焼きをまぶした名古屋名物です。「おひつにまぶす」ことから「ひつまぶし」と呼ばれるようになったのだそうです。また、食器には、出前の際、陶器の皿は割れてしまうことが多かったため、丈夫なおひつを使う様になったのだと云われています。わざわざウナギの蒲焼きを細かく刻んで食べるようになったのは、料理屋でお客様に提供できないほど小さくて質の悪いうなぎを賄い食としたのが始まりという説や、出前として頼んだ鰻丼を皆で食べる際、公平に分けやすいよう、細かく刻んだという説があります。うなぎは、細かく刻んであってもおいしいですよね。
ひつまぶしのおいしい食べ方は、1杯目はそのまま、2杯目は薬味をのせる、3杯目はお茶漬けで食べるなど、作法にのっとって食べるのも乙ですね。
うなぎには、たんぱく質やビタミン類が多く、滋養強壮に効果があるとしてよく知られていますが、特にビタミンAはずば抜けています。肌の健康や風邪を引きやすいなどが気になる方には適した食品です。しかし骨ごと食べる魚なのでリンの含有量が多くなってしまいます。
1日で調整して楽しみましょう。
エネルギー348kcal、カリウム292mg、リン180mg、食塩2.3g
※約1人分の栄養価
愛知県には「タコの島」と呼ばれる島があります。島中タコだらけで、島の玄関口である港のモニュメント、交番やマンホールまでタコがテーマになっています。そこは、三河湾に浮かぶ日間賀島(ひまかじま)。夏にはタコの供養と豊漁を祈願する「たこ祭り」があり、タコのつかみ取りが催されるなど一見の価値ありです。タコが特産品の日間賀島では、良質なタコが取れるため、さまざまなタコ料理を楽しむことができます。
愛知県のたこめしは、生ダコを米と一緒に炊き込むため、桜色に染まるごはんが食欲をそそり「桜飯」とも呼ばれ親しまれています。タコにはビタミンB12が多く含まれ、悪性貧血の予防につながります。またミネラルの銅も多く、骨の形成や活性酸素撃退に役立ちます。
炊き込みご飯は、料理の特徴から塩分が入ってしまうので、むくにみ注意しつつ、桜色のごはんを食べた時に味わえるタコの風味を堪能しましょう。