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(一社)旅行透析 兵庫支社長 宮崎衛です
6月26日(水)ホテル東横インで「お米のご飯」と「味噌汁」お朝食を採り、透析へ向かいます。
セブ島はでの車の移動は、渋滞が酷く1時間近くを掛けて「メトロセブ キンダリー ダイアライシス クリニック」に到着。
すぐに日本大好きキャンディー先生の診察を受けます。プライミング中、中華系シンガポール人のオーナー、ブライアン氏と面談。日本からの透析患者の受入について、色々な提案をして頂きました。
透析は半個室でしたがその隣のベッドの現地のおばさんが「あなたは日本人か」「私を日本に連れて行ってくれ」「この看護師を日本へ持って帰れ」等々冗談を言って、周りを爆笑させていました。透析開始後キャンディー先生が自分のスマホを持ってきて昨年訪問した京都や奈良の写真を見せてくれ特に「バンビ、バンビ!」と奈良での子鹿との写真がお気に入りのようでした。
透析機器とダイアライザーはドイツ製。ダイアライザーは当然未使用です。こちらも針は鉄針です。上記のコミュニケーションは英語です。時々(かなり)スタッフがスマートフォンの通訳機能を使ってくれます。
部屋を薄暗くしてくれ、少し眠っているうちに終了、血液回収です。現金で支払いをして(14000ペソ)私が持ち込んだ透析費用還付用紙をブライアン氏が直々に「クリニックの印はいるのか?」と質問され、お願いをして領収用紙と一緒に受け取りました。
(一社)旅行透析 兵庫支社 宮崎衛です
6月24日(月)朝8時にホテルを出発。ハイウェイを利用し約30分、マニラ南部アバダン地区のフェスティバルモール内にある「神戸クリニック」に到着です。
モールはまだ開店前で、従業員だけが入っていきます。「神戸クリニック」は開業して10年を過ぎ、透析設備の入れ替えのため、昨年夏より透析治療を中断していましたが今年3月に機器入れ替えが完了し再オープンをしました。
透析ベッドは5床、地元の患者さんはチェアを利用されますが、日本人はベッドを用意してくれます。
到着後新品のダイアライザーである事を確認し、プライミング、穿刺、透析を開始します。機器とダイアライザーは日本製。ただ針は鉄の翼状針ですので、刺す瞬間は痛みが強いです。痛み軽減シールをお持ちなら、必須です。
午前9時を過ぎて山本敏彦先生がベッドサイドへ来てくれました。昨日から私のFacebookを見ておられて、その話題で一時を過ごしました。異国の地で日本人医師、山本先生がいらっしゃるのは、本当に心強く安心して透析を受けることが出来ます。
1時間に一度看護師さんが血圧と指先で血中酸素を測定に来ます。片言ですが日本語で聞いてくらますが、基本英語でのコミュニケーションです。ベッドの向かい側に大型のテレビが設置され地元の番組を放映していますが、何を言っているのかさっぱり分かりませんが、笑い声が聞こえるので、バラエティ番組のようでした。地元の患者さんは家族を一緒に来て、透析中も側で過ごしています。
少し眠っている内に透析終了。止血後、一新された水処理施設を見せて頂きました。改修で紫外線殺菌も取り入れられました。一般のフィリピン人の透析ではダイアライザーはまだ「再利用」です。しかも週に2回しか保険で認められていません。しかし旅行透析者はすべて未使用のダイアライザーを使用しています。
現金で透析費用14,000ペソ(約3万円)を現金で支払い山本先生に透析費用還付用紙を書いて頂き、受け取ります。
マニラ市内のホテルへ帰るのに、神戸クリニックでタクシーを頼んで頂きます。流しのタクシーは、ぼったくられますので安心です。高速代はこちらの負担(164ペソ、約350円)です。
6月28日(金)本来ならマニラ経由で帰国の予定でしたが、LCCならではの遅れ、マニラ空港の豪雨閉鎖で結局もう一泊をせざるを得なくなり、コーディネーターさんに連絡をして次の日の神戸クリニックの透析予約をして頂きました。山本先生に「いつでも言って下さい、大丈夫です」と言って頂き本当に心強かったです。「フィリピン透析予約センター」でフィリピン透析を依頼された方へは、予約表をお渡しします。そちらにはコーディネーターさんの連絡先を書いていますので、ご安心下さい。
6月29日(土)午前中神戸クリニックで透析を受け、午後からの便で無事帰国をしました。この時も空港出国ゲートでは、入国印を押してもらって下さい。それから航空券の半券も捨てずに持ち帰って下さい。透析費用還元請求時に役立ちます。